第5回 栃木・蔵の街かど映画祭について

今回の映画祭の特色

  1. (1)2年半ぶりに約13蔵を会場とする大規模開催になります。
  2. (2)前回開催時におこなった入場者からの投票結果を反映した一本、実行委員長おすすめの一本、市長おすすめの一本など、様々な意見を反映したラインナップをご用意。
  3. (3)地元学生による上映蔵運営およびタイアップイベントを実施します。

1.事業概要

このイベントは、蔵等を活用した映画祭です。市内各所に残る歴史的な建造物を約10か所ミニシアターとして使用します。ブルーレイドライブとプロジェクター投影により、場所を取らずに高品質の上映ができるため、小さな蔵でもシアター化が可能になります。スクリーンや音響にはプロ仕様のものを使用し、これで上映品質については本物の映画館に勝るとも劣らないものとなります。収容人数は、建造物の大きさにより、20名程度から大きなものは250名ほどの収容になります。

「栃木市役所別館」のライトアップ
上映コンテンツについては、蔵や街並みと同様、次世代に伝えていきたいもの「愛」「友情」「自然」「青春」などをテーマとして実行委員会で選定し、それに沿った様々な映画を"蔵"という普段の映画館とは違った雰囲気の中で上映します。
また各上映蔵の中心に位置する広場において、路上パフォーマンスなどで街並みに賑わいを演出し、街全体で楽しめる映画祭とします。

2.事業の目的(実施の背景を含む)

栃木市内は「蔵の街」として有名で、300棟以上の蔵または歴史的建造物があります。それらの建物は、記念館や歴史伝承館としてきちんと保存され拝観できるものもありますが、多くは空き蔵となり利用されていない状況です。しかしその建造物としての価値、風情、歴史上の価値の高さは疑うべくもなく、市外の人にはもちろん、そこに住む市民にももっと伝えていきたいと思っていました。

「油伝味噌離れ」の活弁士による上映
利用もされず老朽化し、壊されていく蔵の価値を、今一度再認識してもらいたい・・。そんな中、それら歴史的建造物をミニシアターに変貌させ、活用促進を図ると同時に、その歴史や価値を多くの人に知ってもらうイベントを考えました。
映画祭では、普段なかなか体験できない建物の持つ歴史や人の営みを感じていただきながら街なか回遊型の映画祭として地域の温かさにもふれ合えるような事業を目指しています。

3.事業に期待される効果

この全国初の映画祭は今年で5回目となります。すでに地元の方を含め多くの来場者に好評をいただいており、映画祭そのものだけでなく街並み景観の保存に対しても大きな共感を得ることができました。映画蔵として活用した未利用建物の中には、リフォーム後にレストランとして開業し、連日賑わっているものもあります。

「岡田家住宅翁島別邸主屋」の外観
またこのイベントは市民有志によって運営されており、各NPO、市民団体、一般ボランティア、市など、多くの協働によって成り立っております。この繋がりこそが、地域を支えていく為に必要なネットワークであり、今後も深く繋がれた市民意識により、地域発展が成されていくものと確信しております。

4.事業の具体的実施内容(事業実施の手法やその手順などを含む)

  • ※市内に点在する蔵などの歴史的建造物をミニシアターやイベント会場として設え、名作映画の数々や建物の歴史そのものを楽しんでいただくとともに、「蔵の街」と呼ばれる街並みを回遊していただきながら「栃木市の魅力」を味わっていただきます。
  • ※各会場では、映画の上映やイベントの前に、その建造物の由来や栃木市の歴史を、蔵スタッフからお客様に説明させていただきます。
  • ※各会場は、下写真のように入口に映画祭会場である暖簾を設置し、内部には上映のためのスクリーン・プロジェクター・音響を配置、シアター化されています。
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